グリフォンスポーツクラブ
グリフォンの紹介
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    サッカースクールの流れ

    1:挨拶
    2:出席確認
    3:体操・体幹トレーニング
    4:バランス・コーディネーショントレーニング
    5:サッカートレーニング(個人)
    6:サッカートレーニング(グループ)
    7:試合
    8:片付け
    9:挨拶
    グラウンド

    子どもファーストのサッカースクール

    グラウンドは子どもたちの世界

    私たちのスクールでは、基本的に保護者の方はグラウンドの中に入れません。
    保護者の方の見学や応援は、グラウンドの外でお願いしております。子どもに対する指示も禁止しております。
    グラウンドの中の世界は、大人からの干渉を受けずに、安心して子どもが自分自身を表現する場所であり、純粋にスポーツを楽しむ場所です。
    子どもは子どもたちの社会の中で自己を確立し、そして育つのです。

    コーチも生徒も対等

    コーチ(指導者)と生徒という立場の違いはあれど、人として、同じサッカーを愛する人間として対等でありたいと考えています。
    私たちコーチは子どもたちの声に良く耳を傾けます。何かを実現したいのであれば、実現するようアドバイスや手助けをします。逆にコーチが言ったことに反応がない場合は、「反論しろ!」と投げかけます。間違っていても良いから主張することを良しとします。
    準備や片付けを手伝ってくれた子には「ありがとう」の感謝を必ず言います。たまにコーチが間違っていることがあれば「すいません」と子どもたちに謝罪します。
    私たちコーチは子ども一人一人をリスペクトしていますし、子どもたちにもそうなってほしいと考えております。
    そんな影響か、私たちの生徒はツッコミが早い!

    自主性を大切に


    子どもたちは発言しやすい環境を与えると、様々なことを主張します。私たちコーチはその時点では良い悪いの判断はせずに、やらせてみます。結果はどうであれ、何が良かったのか?何が悪かったのか?改善点は?と考えさせるようにしています。
    子どもは自分が言ったことは最後まで遂行しようとしますし、考えさせることで自分が言ったことに責任を持つことが出来るようになります。
    最初は成功しなくても良いのです。トライ&エラーの繰り返しによって、その子は成功体験を手に入れるのです。

    自己肯定ができる子に

    褒める指導で自信を


    スクールでは子どもに対して、出来たことをもちろん褒めますが、出来なくてもチャレンジしたことを褒めます。次にどうやったら上手くいくと思うと投げかけます。
    子どもは自分で考えて、またチャレンジします。そしてまたコーチに褒められるのです。
    叱ることも時にはあります。例えば試合中にドリブルしている相手選手を引っ張って止めてしまったなど、サッカーのルールではファール(反則)です。場所や状況によってはイエローカード(警告)やレッドカード(退場)です。そのことに対しては叱ります。相手を怪我させてしまうかもしれないし、反則して止めても自分の成長には繋がらない。正々堂々勝負してこい!と叱ります。でも褒めもします。負けたくない気持ちが子どもにそうさせたのですから、その負けたくない気持ちに対しては褒めます。
    子どもは常に前向きで、失敗しても何度でも挑戦します。そして常に認めてもらいたいと思っています。私たちは子どもたちを褒めることで認めて、そして子どもたちは認められることで自分に自信がつくのです。

    他の子と違って当然

    私たちのスクールの子どもたちは個性があり、主張が強いのも特徴です。
    そして子どもの主張を大切にしていますので、意見が違うことも度々あります。それは子どもたち同士もそうですし、子どもとコーチで違うこともあります。その時はお互いの考えを聞いて、そしてやってみる。そうすることで子どもたちは納得して課題に取り組むことが出来るのです。
    サッカーは個人スポーツではなく団体競技です。同じ能力の人ばかりが集まっても面白くないし、勝てません。一人一人違った特徴があり、能力があります。そんな個性が集まり、同じ目標で同じ方向を向いたときに、初めて面白くなると考えています。
    自分と違う考えの他者、自分と違う特徴の他者を認めることで、自分を生かしてもらうことや自分自身を認めることを覚えるのです。
    他の子と違って当然、違うから面白いのです。

    たくさんの「ありがとう」を伝える


    こどもたちは真似をするのが好きです。
    練習の準備でコーチがコーンを並べることや、終わりの挨拶など真似をしたがります。
    でもそれは結果として、コーチのお手伝いになっています。コーチからは「お手伝いありがとう」と言われます。準備や片付けのときも荷物やゴールを運んだり、グラウンドにブラシをかけたりすることで「ありがとう」と言われます。子どもは感謝されることで、また手伝いたい、また「ありがとう」って言われたいと思います。その循環により手伝うことが【やらされること】から【自ら進んでやること】に変わるのです。
    でもコーチの発する毎日のその「ありがとう」は、本当は「思いやりのある子に育ってくれて、ありがとう」の感謝の気持ちなのです。

    スポーツ本来の楽しさを

    初めての感動を大切に


    私たちのスクールには初めてサッカーをする子がたくさんいます。
    スクール生全体の約9割がスクールに来て、初めてサッカーをした子です。初めてサッカーをする子でも楽しめるように、練習内容は遊びの要素を多く含ませて行います。ボールを蹴ってコーンを倒したり、サバイバルゲームをしたり、リレーをしたり、鬼ごっこをしたりと練習メニューは多彩です。
    元々ほとんどのスポーツは、遊びの延長から競技になっていますので、スポーツ本来の楽しさは、遊びの中にあると考えています。
    練習の中で楽しみながら、初めてコーンが倒せたり、ドリブルリレーで勝利したり、シュートが決まったり、試合に勝ったりして、その時の気持ち「初めて出来た!」という感動を私たちは大切にしています。
    小さな成功体験を重ねることが、子どもの大きな成長に繋がっていくのです。

    やらされるではなく、自分からやりたいと思うように

    勉強もスポーツも人から言われてやるのと、自分の意思でやるのとでは、上達のスピードが全く違います。
    特にスポーツでは必要以上に走らせたり、訓練のような練習も多く存在します。その練習の目的の多くは試合に勝つためで、子どもの成長(育成)という一番大事な部分を疎かにしがちです。親御さんは厳しい練習に身を置く子どもを見て、満足するかもしれません。
    しかしスポーツをしているのは、子ども自身です。
    小学生の頃までは、急いで無理やり詰め込んで、他の子より出来る風にしなくても良いと思います。子ども一人一人成長のスピードは違いますから、その時々で子どもに合った練習が楽しく出来る様に工夫しています。
    中学生や高校生にもなれば、サッカーは競技スポーツになります。勝ち負けや大会の結果なども重要になってくるでしょう。だから今だけ、小学生の頃までは純粋にサッカーを楽しんでほしい。そんな思いでスクールには遊びの要素を忘れずに入れています。
    遊びの延長なので、子どもはやらされる感覚ではなく、自分からもっとやりたいと思うようになります。

    チャレンジすることの大切さ


    スポーツにはミスは付き物。子どもともなれば、ミスはたくさん起こります。
    近頃はミスや失敗を恐れて、チャレンジしない子も増えてきています。やったことがないことや、初めてすることをやりたがらない子も中にはいます。
    私たちコーチはミスや失敗を怒りません。むしろチャレンジしたことを思いっきり褒めます。そして「もう1回チャレンジしてごらん」と、声をかけます。すると子どもたちは優秀です。自分で考えて修正してくるのです。また失敗しても同じです。「もう1回やってごらん」と声をかけるだけです。
    私たちのスクールは【体験】を重要視しています。チャレンジすることで起きる【失敗体験】を子ども自身で考え修正させ【成功体験】に変えるのです。その【成功体験】は、あの時の【失敗体験】の上に成り立つので、【失敗体験】が【成功体験】の一部に置き換わるのです。
    そうすることで、子どもたちはチャレンジすることを恐れなくなります。
    最初はチャレンジすることが勇気のいることでも、失敗しても怒られないことや自分の【成功体験】をもとに、自然に繰り返しチャレンジするようになります。

    生涯楽しめるスポーツに


    私たちは子どもたちに、サッカーをずっと続けてほしい、ずっと好きでいてほしいと願っています。
    そのため、小学生年代で【燃え尽き症候群】にさせない、やらせすぎない、詰め込みすぎないようにしています。この年代で、偏った指導やこじれた戦術を受けると、中学生年代で解すのに時間がかかります。
    小学生年代では、その子個人の入れ物を大きくすることを心掛けています。戦術などはあまり教えないので、中学の部活やクラブチームの指導者は、非常に教えやすいと思います。
    サッカーは一人の指導者だけでは選手は育てられない。たくさんの良い指導者と巡り会って、良い選手に育つものです。
    中学生年代になるべく良い形で【育成のバトン】を渡せるようにしています。子どもたちのその先も見据えて・・・。
    サッカー選手にならなくてもいい、将来子どもが生まれた時に、子どもと一緒にボールを蹴るだけでもいい、週末にちょっとフットサルをするだけでもいい、友達と公園でボールを蹴って遊ぶだけでもいい、好きなサッカーチームを応援するだけでもいい、日常にちょっとサッカーがあり、楽しさがあり、笑顔があればいいなと思っています。
    その一環として、私たちが開催するサッカー大会では【おやじサッカー】なるものが存在します。子どもたちの試合の後に行うエキシビジョンマッチです。お父さんやお母さん、卒業生も参加して大人も本気でサッカーを楽しむ。そんな姿を毎回子どもたちに見せられることに感謝しています。

    一人の子どもとして迎え入れ、一人の大人として送り出す

    異年齢・異学年との交流


    スクールでは基本的に3学年~4学年が一緒に練習します。
    体格差や力の強さなどのデメリットも時にはありますが、それよりも年上の子が年下の子の面倒をみたり、教えたり教わったりとメリットの方が多いです。
    年上の子は年下の子に教えるときに、言語化して自分の言葉で年下の子にも分かりやすいように教えなくてはいけません。これが出来ると考える力と伝える力が身に付きます。
    また、年下の子は年上の子の真似をして成長していきます。お手本が身近にあるわけですから。出来ないことは、年上のお兄ちゃんを見て真似をして覚える。これで観察力が上がります。
    卒業生の中学生・高校生・大学生も、時間があるときにはボランティアコーチやキャンプのスタッフとして参加します。
    兄弟じゃない年上のお兄さんやお姉さんと接する機会は、そう多くないと思います。
    そんなお兄さんやお姉さんに優しく教えてもらい、一緒にサッカーをして楽しむことで、子どもの小さな社会が少し大きくなります。
    卒業生は「○○高校に合格した、○○大学に合格した」と報告に来るので、子どもたちの前で発表してもらいます。そうすることで子どもたちは、何年後かの自分の姿を想像できるのです。
    子どもたちに指導するのはコーチだけじゃない。時には少し年上の子だったり、卒業生の中学生や高校生だったりします。年齢を問わずみんなで子どもたちに関わっていくことで、本当の地域教育になっていきます。

    10歳前後での対応の変化


    10歳といえば小学4年生です。もちろん個人差はありますが、この頃から言動や行動に、あれ?なんかこの子、しっかりしてきたなと、感じる瞬間があります。日頃から子どもとのコミュニケーションを多くとるように心掛けているので、幸せなことにその瞬間を感じることが出来ます。
    「もっとこうした方がいいんじゃない?」とか、試合のポジションを決めるときなど「ディフェンスが足りてないから、俺ディフェンスになるよ」など、周りが見えてくるようになるのもその証拠です。
    ある時、一人の4年生が練習開始の40分くらい前にグラウンドに来ました。
    コーチたちは練習の準備をしています。その子は「こんにちは」と挨拶をすると、周りを見渡します。そして一人でゴールを移動しているコーチのもとに走っていき手伝いを始めました。この子は少し前までは、グラウンドに早く来ても、「キャッ!キャッ!」言ってボールと遊んでいた子です。しかし、この時はグラウンドに入って周りを見渡し、今何処が足りてなくて、自分は何をすればいいのかを即座に自分で判断して行動したのです。
    この時期の子どもたちに対しては注意深く観察し、発する声により耳を傾け、大きく成長するチャンスを見逃さないようにしています。この時期の成長は、自分が助けることで、他者を生かすことを知る。サッカーにとっても非常に重要な要素となるからです。

    お互いにリスペクト(尊重)する


    日頃からコーチに対して、意見や反論するように子どもたちには伝えています。
    いつもコーチが正しくはないし、ミスも間違いもする。でも間違った時にはコーチも子どもたちの前で、頭をさげて素直に謝る。この姿勢をみせることで子どもたちは認められていると感じ、同じような行動が出来る様になります。
    また、サッカー大会のチーム決めなど、コーチが子どもたちに相談することもあります。「あーでもない、こーでもない」と話し合っていますが、最終的には「コーチに任すよ!」となります。「どうして?」と聞くと「だってコーチが俺たちの事一番分かってるじゃん」って言われます。まさにリスペクト返しです。
    子どもたちは、自分たちが決めたことには全力で取り組みますので、責任感が生まれ、団結力が高まります。
    ある時、コーチと子どもが言った言わないの言い争いが始まりました。お互いの意見を聞いても言った言わないの話なので、真実はわかりません。その時その子は「大人がいつも正しいとは限らない」と言ったのです。よく言った!まさにそうだ!私たち大人はいつも正しくない、時には間違ったこともする。と思ったのと同時に、その子を頼もしく感じました。
    その場はお互い「言ったのならごめんなさい」で落ち着きましたが、こんなきっかけでも成長を感じました。
    コーチも子ども同士も摩擦があっても良い、人は違って当たり前、違いを受け入れることで、お互いを尊重し合えるんです。
    私たちは、自分の意見を持ち、行動でき、より多くを尊重できる人が、大人だと考えています。

    保護者の負担を少なく

    保護者の当番なし


    私たちから、お父さんやお母さんに当番をお願いすることはありません。
    保護者会や連絡係などもありません。また、練習の間はずっと見学してください。ということもありませんので、送り迎えだけ必要であれば、送り迎えだけお願いしています。子ども一人で来れるようであれば、一人で来てください。
    高学年にもなれば、自分で自転車で来る子もたくさんいます。そんな子にはリフレクターベストを貸し出しています。
    お父さんお母さんは子どもが帰ってきたら、今日はどんな練習をしたのか?楽しかったのか?どう感じたのか?ゆっくり話を聞いてあげてください。

    自分で決めたことの責任

    サッカーをすると決めたのは、お父さんやお母さんではなく、子ども自身です。決めたことには責任がありますし、途中であきらめることはしてほしくありません。
    私たちコーチも、子どもたちを6年生の卒業までしっかり面倒をみるつもりでいますし、その先の3年後5年後を考えて指導しています。
    サッカーの準備は自分でする、時間を守る、仲間を大切にする、自分でグラウンドまで行けるようであれば自分で行く。スポーツはやらされるものではなく、自分でするものです。自分のことは自分でする。当たり前のことを日々出来る様になることで、子どもは自立していくのです。

    家族・家庭が一番

    私たちは家族の時間・家庭の時間を大切にしてもらいたいと考えております。
    週末に試合や練習が多く、家族で過ごす時間がないなんて悲しいことです。
    年に3回開催するサッカー大会や、振替練習の時以外は、週末に練習や試合があることはありません。家族の時間を大切に過ごしてください。家族全員で出かけられる時期は、そう長くはありませんから。
    保護者の方の中にはスクールを家庭の躾の一部として利用される方もいらっしゃいます。
    門限を守らなかったから、今度のサッカースクールは行っちゃダメ」とか、「宿題をやらなかったからサッカースクールはお休みしなさい」とか、子どもが一番楽しみにしていることを制限される。そういうお休みの連絡を保護者の方から頂くことがあります。家庭のルールは様々ですし、躾の仕方もそれぞれです。しかしそれで良いと思います。どんどん利用してください。スクールとしては誇らしいです。
    スクール自体が教育の場ではなく、家庭が一番の教育の場なのです。お互いが協力し合って子どもを成長させるのです。
    スクールの時に、子どももコーチから「門限は守れよ」とか「宿題やらなかったら、そりゃあサッカーはできないよ」「当たり前だよ」と言われれば、コーチもお母さんやお父さんと同じこと言ってるから、そこはしっかり守らなきゃという気持ちになるでしょう。
    子どもは一人で育てるんじゃない、みんなで育てるのです。

    合宿や試合(大会)は自由参加


    合宿や試合などは自由参加です。スクールのイベントとして開催しますので、ご家庭の都合に合わせて参加してください。
    試合(大会)は勝つことも大切ですが、それよりもどれだけ自分がチャレンジできたか、成長できたかが大切です。楽しいイベントも行う大会です。
    また、夏のキャンプや冬のツアーは両親と離れて共同生活する「体験」です。子どもが大きく成長するチャンスでもあります。毎回帰ってくる子どもたちは、ちょっぴりたくましくなっているように感じます。
    試合(大会)は年に3回開催しています。毎回全体の7割ぐらいの子どもたちが参加してくれます。夏のキャンプは毎年人気で40~50名ほどの定員でキャンセル待ちとなります。冬のツアーも子どもたちに人気があります。
    ご家庭で相談し、参加するかしないか、どのイベントに参加するか、決めてもらえればいいと思います。
    私たちは子どもたちが楽しめ、そして成長できるイベントを考えて開催することが仕事です。

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